アンコールワットやアンコールトム ・タプローム・ベンメリアなどのアンコール遺跡への観光にはアンコールパス ( Angkor Pass ) と呼ばれる入場チケットを購入する必要があります。

アンコールパスは大きさ横9.8cm縦7.5cm1枚のカードとなっており、この1枚でアンコールワットをはじめ周辺の遺跡全て(プノンクーレン除く)に入場可能です。
(アンコールワットのみを観光するなどの個別チケットはありません。)

アンコール遺跡エリア内のチェックポイントや各遺跡入り口などでアンコールパスを係員が確認します。
アンコールパスはネックストラップにつけた透明のケースに入れておくと確認時に便利ですし、紛失防止にもなります。

アンコールパス・チケット料金

アンコールパスのチケット料金と有効・利用期間です。

◆ 1 Day (1日券)$37購入日のみ有効購入日のみ利用可能
◆ 3 Days (3日券)$62購入日から10日間有効有効期間内の任意の3日間利用可能
◆ 7 Days (7日券)$72購入日から1カ月間有効有効期間内の任意の7日間利用可能

 ※1日券は16時45分以降購入時に限り翌日まで有効です。

Angkor Enterpriseより引用

アンコールパス・支払い方法

現金での支払いはもちろん、VISA・MASTER・JCBなどのクレジットカードも使えます。JCBが使えるのが嬉しい。

Angkor Enterpriseより引用

アンコールパス・購入場所/営業時間

アンコールパスを購入できるチケット売り場は、シェムリアップ市内から少し離れた場所にあるAngkor Enterpriseのチケットオフィス内のみです。(追記事項あります)
チケット売り場の営業時間は、5:00から17:30となっています。

Angkor Enterpriseより引用

2023年10月12日追記
上記チケットオフィス以外のバンテイアスレイおよびベンメリアそばにチケット売り場が新設されています。
注)Angkor Enterpriseの公式サイトにはこの情報は確認できません。

バンテイアスレイ売り場

アンコールパスには購入時に撮影する顔写真が印刷されますので、アンコール遺跡観光の旅の記念にもなります。

そらまめトラベルが手配するプライベートツアーでは、お客様がアンコールパスをお持ちでない場合、遺跡を訪れる前にチケットオフィスに立ち寄ります。
お客様ご自身でのアンコールパスの事前購入は不要ですし、ガイドがアンコールパス購入のサポートをしますので安心です

アンコールパス・チケット規則

入場券の規則(Enterance Tickets Regulations)をAngkor Enterpriseで見ることができます。

英語でのドキュメントなので、要旨を日本語にしてみました。

  1. アンコール 遺跡は入場券が必要 1日券 37ドル3日券 62ドル(購入から10日間有効)7日券 72ドル(購入から1カ月間有効)
  2. チケットセンターの営業時間は毎日5時から17時30分 1日券は16時45分以降に購入すると次の日まで有効
  3. 観光時間 アンコール ワットとスラスランは5時から17時30分 プノンバケンとプレループは5時から19時 そのほかは7時30分から17時30分
  4. このチケットですべての遺跡に入場可能(ただしプノンクーレンは除く)
  5. 入場券はチケットセンターでのみ購入可能 それ以外で購入したものは無効
  6. 入場券の譲渡や返金は不可 紛失時は再度購入
  7. 不正入場には罰金
  8. 観光中は入場券を常時携帯
  9. 12歳以下の子供は入場券の購入不要 ただし、パスポートの提示を求められる
  10. 入場券のチェックポイントでは必ず立ち寄ること

チケット料金や注意事項は公式サイトから確認することができます。利用規則を知っていればトラブルに巻き込まれる事も少なくなると思います。こちらもぜひご覧ください。

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